マカフィーが「EDR」を国内展開 - 調査支援機能を搭載
一方、同機能は結論を導き出すものではなく、あくまでも調査をサポートする機能であるとし、最終的には「人」による判断が必要であることを同氏は強調。リソースが限らている組織も多く、同社ではMSP経由で同サービスを展開していくという。

画面左から矢井氏、仙田氏、佐藤氏
今回の発表にあわせ、テクマトリックス、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)、三井物産セキュアディレクション(MBSD)の3社は、同ソリューションを採用したサービスメニューを発表。既存のマネージドサービスについて強化を図った。
同ソリューションを採用した理由について、テクマトリックスの取締役上席執行役員でネットワークセキュリティ事業部長を務める矢井隆晴氏は、「原因究明の時間を短縮できる点がメリット。サービス料金を抑えることにつながり、顧客もコストメリットが得られる」と説明。
MBSDでマネージドサービス事業部長を務める佐藤裕貴氏も、「メモリ上に展開されているデータなど消えれば、フォレンジック調査の可能性を失ってしまう。迅速な調査ができる点が大きい」と述べた。また富士通SSLの執行役員常務ビジネスマネジメント本部長である仙田健氏も、レスポンス速度の向上を挙げたほか、他マカフィー製品との親和性についてもメリットがあると語った。
(Security NEXT - 2019/11/12 )
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