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顧客情報が記載された決算資料綴りが所在不明に - 大分銀行

大分銀行において、推定678件の顧客情報が含まれると見られる決算資料綴りの紛失が判明した。

同行は、文書を集中保管する「文書保管センター」の設置を計画しており、その事前作業として保管文書の全店調査を実施したところ6月30日に紛失が判明したもの。

所在不明となっているのは、耶馬渓出張所の「総勘定元帳」や「損益勘定元帳」などを綴った決算資料。2000年度のもので、そのなかの「貸付金未収利息等計算表」に顧客情報が記載されていた。

顧客の氏名、口座番号、預金残高、融資残高が含まれるが、正確な顧客件数の把握は困難で、前後の資料から個人顧客566人など含む約678件が含まれていると見られている。

外部からの問い合わせなどもないことから、行内で紛失した可能性が高いと結論付けているが、個人を特定できた40件については個別に説明と謝罪を行っている。また事故をサイト上で公表して窓口による対応を進めている。

(Security NEXT - 2009/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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