Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

OpenSSLにアップデート、重要度「低」の脆弱性4件に対応

OpenSSLの開発チームは、最新版となる「OpenSSL 1.1.1d」「同1.1.0l」「同1.0.2t」をリリースした。4件の脆弱性へ対処したという。

今回のアップデートでは、特定の環境下においてリモートよりサイドチャンネル攻撃が可能となる「CVE-2019-1547」を修正。

さらにパディングオラクル攻撃に悪用されるおそれがある「CVE-2019-1563」や、「同1.1.1」の乱数生成において、一部保護が不完全だった「CVE-2019-1549」に対応。Windowsにおけるインストールパスの脆弱性「CVE-2019-1552」を修正した。

いずれも脆弱性の重要度は「低(Low)」とレーティングされている。

記事の加筆修正のお知らせ:発表当時、ベンダーより言及がなかった「CVE-2019-1552」の内容ついて加筆、修正しました。

(Security NEXT - 2019/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起