Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイボウズGaroon」にSQLiの脆弱性 - 修正パッチがリリース

サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズGaroon」に「SQLインジェクション」の脆弱性が明らかとなった。修正パッチがリリースされている。

「同4.10.3」から「同4.0.0」の「ToDoリスト」における一部処理に「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2019-5991」が含まれていることが明らかとなったもの。

ログイン可能なユーザーによって脆弱性を悪用されると、データベース内のデータを取得されたり、改ざんされるおそれがある。

同脆弱性は、馬場将次氏がサイボウズへ報告したもので、サイボウズでは利用者へ周知することを目的にJPCERTコーディネーションセンターへ報告。調整が実施された。同社では「Garoon 4.10 Service Pack 3」向けに脆弱性を修正するパッチを提供している。

(Security NEXT - 2019/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性