「Adobe Experience Manager」に深刻な脆弱性 - SAMLで認証回避のおそれ
Adobe Systemsは、同社マーケティングツール「Adobe Experience Manager(AEM)」向けにセキュリティアップデートをリリースした。早急な対応を呼びかけている。
同製品で「SAML(Security Assertion Markup Language)」を利用している環境において、認証をバイパスされるおそれがある脆弱性「CVE-2019-7964」が明らかとなったもの。
問題の脆弱性は、「同6.5」「同6.4」に影響があるとし、同社は脆弱性の重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティング。「HOTFIX 30379 for AEM 6.4.0」「HOTFIX 30379 for AEM 6.5.0」を用意した。
適用優先度についても3段階中もっとも高い「1」としており、3日以内を目安に早急に更新するよう利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/08/14 )
ツイート
PR
関連記事
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
エキストラ募集メールに誤リンク - 修正漏れで別人宛に
