Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」にアップデート - 脆弱性76件を修正

Adobe Systemsは、あわせて76件の脆弱性へ対処した「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」のセキュリティアップデートをリリースした。

今回のアップデートは、「バッファオーバーフロー」や「コマンドインジェクション」「ダブルフリー」「型の取り違え」、解放後のメモリへアクセスする「Use After Free」などの脆弱性を修正したもの。悪用されるとコードを実行されるおそれがある。

いずれも重要度は3段階中2番目にあたる「重要(Important)」。もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical )」の脆弱性は含まれていないという。

「Windows」「macOS」に影響があり、同社は、「Continuous(連続トラック)」向けに「同2019.012.20036」を用意。「同2017」に対しては「同2017.011.30144」、「Classic(クラシックトラック)2015」向けに「同2015.006.30499」をリリースした。

(Security NEXT - 2019/08/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ログ解析ツール「Splunk Enterprise」に複数脆弱性
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
Cisco、セキュリティアドバイザリ17件を公開
ブラウザ「Chrome」に「クリティカル」の脆弱性 - 更新を
「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性