Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海賊版サイトリーチサイト運営者に損害賠償請求 - 講談社

講談社は、違法コンテンツに利用者を誘導するリーチサイト「はるか夢の址」の運営者3人に対し、損害賠償を求める民事訴訟を提起した。

今回の民事訴訟では、同サイトによって同社が発刊する漫画雑誌「ヤングマガジン」「イブニング」など8誌に関する著作権が侵害された損害額を1億6000万円と算出し、損害賠償を求める。

裁判において主張が認められ、賠償金の支払いを受けた場合は、読書を推進する団体へ寄付することを検討しているという。

被告3人は、すでに刑事事件の第一審において有罪判決を受けており、今後は控訴審が控えている状況。海賊版による被害の拡大を防ぐため、違法サイト運営者の責任を積極的に追及していくとしている。

(Security NEXT - 2019/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

会員管理システムより情報流出の可能性 - 福利厚生センター
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意
「NVIDIA App」「Nsight Graphics」に脆弱性 - アップデートを公開
「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
島根県内の宿泊兼複合施設サイトで顧客情報流出の可能性
外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大