Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「AirMac」向けファームウェアを公開 - 脆弱性8件に対処

Appleは、同社の「AirPort(AirMac)」向けに複数の脆弱性へ対処したファームウェアのアップデートをリリースした。

「AirPort Express」「AirPort Extreme」「AirPort Time Capsule base stations」向けに複数の脆弱性を修正するアップデート「AirPort Base Station Firmware Update 7.8.1」をリリースしたもの。

5月末に「同Extreme 802.11ac」「同Time Capsule base stations 802.11ac」向けにリリースされた「AirPort Base Station Firmware Update 7.9.1」とは異なるアップデートとなる。

今回のアップデートでは、リモートよりコードの実行が可能となる脆弱性「CVE-2019-8578」「CVE-2019-8572」のほか、サービス拒否や情報漏洩、メモリリークなど、あわせて8件の脆弱性を修正した。修正の対象となる脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-8581
CVE-2019-8588
CVE-2019-8578
CVE-2018-6918
CVE-2019-8575
CVE-2019-7291
CVE-2019-8580
CVE-2019-8572

(Security NEXT - 2019/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起