Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オープングラフ対応を支援するWordPressプラグインに脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Open Graph」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインは、「WordPress」のページについて、オープングラフにより、ソーシャルメディアへの共有を支援するソフトウェア。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2019-5960」が含まれていることが判明した。

ログインしているユーザーが細工されたページにアクセスすると、ユーザーの意図しない操作が行われるおそれがある。

同脆弱性は、東京電機大学の栗山晃一氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。最新版となる「同1.6.2」ですでに修正済みだという。

(Security NEXT - 2019/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
個人情報を6機関に誤送信、転送され規模が20倍超に - 岐阜県
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
CrowdStrike導入したWindows端末の97%以上がオンラインに
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開