2019年度のブロックチェーンサービス市場は171.5億円、2022年度に1235億円との予測
2019年度の国内ブロックチェーン活用サービス市場は、171億5000万円の見込みで、2022年度には1235億9000万円に拡大するとの予測を矢野経済研究所が発表した。
同社が国内のIT事業者やブロックチェーン関連スタートアップ企業などを対象に調査を実施したもの。2018年12月から2019年4月にかけて面談や電話、メールによるヒアリング、文献などをもとに分析した。
事業者売上高ベースから見た2019年度国内ブロックチェーン活用サービスの市場規模は171億5000万円。
ブロックチェーン登場当初、仮想通貨の基盤として注目されたが、サプライチェーンや権利証明など、同技術を応用した実証実験を実施するなど、応用する領域の拡大が期待されている。
近年では、食品のトレーサビリティや物流における透明性の確保、書類のチェックなどに活用されており、同社は今後、同技術を活用したサービスの商用化が、幅広い分野で進むと予測。
2017年度から2022年度にかけた同市場の年平均成長率を108.8%と見込んでおり、2022年度の市場規模について1235億9000万円に達する予想している。
(Security NEXT - 2019/05/23 )
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