Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IoTセキュリティ、9割が「顧客のために重要」 -脅威をすべて検出できる約3割

自社のIoTデバイスが侵害された場合に検出できるとする企業が約3割との調査結果を蘭Gemaltoが取りまとめた。

同社が、米国、イギリス、フランス、ドイツ、インド、オーストラリア、ブラジル、中東など10カ国950人のIT部門とビジネス部門の意思決定者を対象に、IoTセキュリティに関する調査を実施したもの。日本からは100人が回答した。

回答者の90%が、IoTセキュリティは企業において顧客のための重要な懸念事項であるという認識を持っていた。IoT予算におけるセキュリティ対策の割合は13%で、2017年の11%から上昇している。

一方で自社のIoTデバイスが受けたいかなる侵害も検出できるとした回答者は全体で48%。日本は32%だった。ある程度検出できるとの回答をあわせると、それぞれ87%、65%となる。
検知すべきだが検知できないとの回答は、それぞれ9%、17%だった。

20190117_ge_001.jpg
IoTデバイスの侵害を検知できるか。外周がグローバル、内周が日本(グラフ:Gemalto)

(Security NEXT - 2019/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高
職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団
一部高齢者調査票が所在不明、民生委員が誤廃棄か - 西宮市
国交省にサイバー攻撃、ネットワーク経由で内閣府に影響
包装資材の通販サイトで侵害被害 - 詳細は調査中
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
県立高の林間学校で生徒名簿を紛失 - 埼玉県