Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医師のメールに不正アクセス、マルウェア感染原因か -多摩北部医療センター

また氏名や生年月日のほか、発症日、症状など記載した126人分の個人情報を含む特定疾患の患者リストのほか、医療従事者のリスト、個別患者の資料などもメールボックスに保存されていた。

添付ファイルがない14件のメールには、本文に氏名や生年月日、検査情報など15件の患者に関する個人情報が記載されている。患者以外の個人情報に関しては言及していない。

今回のメールアカウントに対する不正アクセスは、同医師が利用する端末がマルウェアへ感染し、端末経由で行われた可能性があり、同法人では原因や影響について調べている。

同医師は業務用や私物の端末を利用しており、これら端末から接続可能だったサーバ内に保存されていた情報に関しても、被害に遭ったおそれがある。

(Security NEXT - 2019/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
アイドルコンテストのX公式アカウントが乗っ取り被害
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
「UNIZONE EX Match」の来場者写真データが閲覧可能に - JeMO
eモータースポーツ公式アカウントの乗っ取りで個人情報流出の可能性
「日経SDGsフェス公式」のXアカウントが乗っ取り被害
eモータースポーツ大会の複数SNS公式アカウントが乗っ取り被害