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医師のメールに不正アクセス、マルウェア感染原因か -多摩北部医療センター

また氏名や生年月日のほか、発症日、症状など記載した126人分の個人情報を含む特定疾患の患者リストのほか、医療従事者のリスト、個別患者の資料などもメールボックスに保存されていた。

添付ファイルがない14件のメールには、本文に氏名や生年月日、検査情報など15件の患者に関する個人情報が記載されている。患者以外の個人情報に関しては言及していない。

今回のメールアカウントに対する不正アクセスは、同医師が利用する端末がマルウェアへ感染し、端末経由で行われた可能性があり、同法人では原因や影響について調べている。

同医師は業務用や私物の端末を利用しており、これら端末から接続可能だったサーバ内に保存されていた情報に関しても、被害に遭ったおそれがある。

(Security NEXT - 2019/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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