医師のメールに不正アクセス、マルウェア感染原因か -多摩北部医療センター
本誌取材に対して同法人は、流出の可能性はあるものの原因が特定できていないことを理由に、流出の可能性があるとされる情報の具体的な内容についてはコメントを避けた。
ただし、電子カルテについては独立して管理しているため、影響を受けないとしている。
また今回の問題を受けて、同法人では同センターで利用する全端末を対象にマルウェアの感染状況を調査。328台のうち8台が感染、10台に感染の疑いがあることが判明した。
これら端末に対し、フォレンジック調査を行っており、今回発生した不正アクセスとの関連性や、感染した原因、影響の範囲などを調べている。
同法人では、個人情報が流出した可能性がある対象者に謝罪と注意喚起のメールを送付。メールアドレス以外の個人情報が流出した可能性がある対象者には、電話や郵便で謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2019/05/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
IIJ、メールサービス侵害の調査結果を公表 - 全契約の約9%に影響
IIJメールサービス設備内に不正プログラム - 最大6493契約で情報漏洩のおそれ
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
フィリピン食品通販サイトのInstagramアカウントが乗っ取り被害
九女大と九女短大のシステムに不正アクセス - 個人情報が流出か
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - SVリーグ
業務用端末から会員情報が流出した可能性 - 日本神経科学学会