Windowsに深刻な脆弱性、ワームに悪用可能 - 「Windows XP」など旧OSにもパッチ提供
5月14日の時点で脆弱性は公表されておらず、悪用なども確認されていない。しかし、脆弱性の影響は深刻で、「WannaCry」のような「ワーム」の拡散に利用されるおそれもあるという。
「ネットワークレベル認証(NLA)」を有効化している場合、脆弱性を悪用できるのは資格情報の確認後となるため、影響の一部緩和を期待できるが、資格情報を持っている場合は攻撃が可能となる。
そのため同社では、「NLA」の有効化に関係なく、影響を受けるシステムについては早急にアップデートを実施するよう利用者へ呼びかけている。

サポート終了後のOSに対してもアップデートが用意されている(表:MS)
(Security NEXT - 2019/05/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正

