偽メルカリに注意 - 4月23日の「振込申請ルール変更」に便乗
フリーマーケットアプリ「メルカリ」の運営事務局を装ったフィッシング攻撃が確認されている。正規サービスが実施したアナウンスに便乗した内容だった。
注意喚起を行ったフィッシング対策協議会によれば、問題のフィッシングメールは、同サービスの運営事務局を偽装。「重要なご連絡」「サービス変更予定のお知らせ」「サービスが有効期限切れになります」などの件名で送信していた。
フィッシングメールでは、少なくとも2種類の文面が使用されているという。ひとつは、サービス改善のため4月23日にサービスの変更を行うといった内容。アカウントの確認が必要などとして、本文内のリンクより偽サイトへ誘導していた。
別の文面では、「サービスが現在中断されている」などと不安を煽り、4月23日までにアカウントを更新しないと、購入や新規出品が制限されるとして、本文内のリンク先からアカウントを確認するよう促している。

フィッシングメールの文面(画像:フィ対協)
(Security NEXT - 2019/04/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加