一部サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 広島大
広島大学は、同大高等教育研究開発センターにある情報調査室のウェブサイトが不正アクセスを受け、改ざんされたことを明らかにした。
同大によれば、同サイトが米国のIPアドレスを発信元とする不正アクセスを受け、1月17日20時ごろに改ざんされたもの。問題判明後、1月21日昼過ぎにサイトを停止した。
脆弱なパスワードを突かれて侵入されたもので、不正なコードが埋め込まれ、特定検索サイトの検索結果より同サイトを訪れると、外部サイトへ誘導される状態だった。マルウェアの感染やフィッシングなど、今回の改ざんに関連する被害の報告は寄せられていないという。
また個人情報流出についてもあわせて否定。同大の他サイトにおいて同様の被害が発生していないことも確認したとしている。
同大では、同サイトを閉鎖し、同センターのサイトにコンテンツを移行した。また停止している文献情報総合検索システムについても、復旧作業が完了次第、公開する予定。
(Security NEXT - 2019/03/26 )
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