「Adobe Photoshop CC」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース
Adobe Systemsは、深刻な脆弱性へ対処した「Adobe Photoshop CC」のセキュリティアップデートをリリースした。

Adobeによるセキュリティアドバイザリ
今回のアップデートは、ヒープメモリの破壊が生じる脆弱性「CVE-2019-7094」へ対処したもの。「Windows版」「macOS」の双方に影響がある。
脆弱性が悪用されると任意のコードを実行されるおそれがあり、重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。悪用は確認されていない。
同社は各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、同脆弱性を修正した「同20.0.4」「同19.1.8」をリリース。適用優先度は3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングでアップデートするよう求めている。
(Security NEXT - 2019/03/13 )
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