Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Flash Player」にアップデート - 情報漏洩の脆弱性を解消

Adobe Systemsは、1件の脆弱性へ対処した「Adobe Flash Player」のアップデートをリリースした。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、リリースしたもの。域外のメモリを読み込み、情報漏洩が生じる脆弱性「CVE-2019-7090」に対処した。悪用は確認されていないという。

同社では、重要度が3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティング。「Windows」「macOS」「Linux」向けに脆弱性を修正した「同32.0.0.142」をリリースした。ブラウザ同梱版に対しては「同32.0.0.144」を提供している。

今回のアップデートについて適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートを実施するよう呼びかけている。

20190213_as_001.jpg
影響を受ける製品(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2019/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正
「Rust」によるWindowsバッチ処理に脆弱性 - アップデートが公開
Juniper Networks、セキュリティアドバイザリ36件を公開 - 「クリティカル」も
「PAN-OS」に関する脆弱性7件を修正 - Palo Alto Networks