Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年1月のフィッシング攻撃、報告やURLは減少するも高水準

2019年1月におけるフィッシング攻撃の状況は、前月からやや改善を見せた。ただし高水準に変わりはなく、悪用されるブランドも増加しており、引き続き警戒が必要だ。

フィッシング対策協議会によれば、2019年1月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は1713件。前月から9.1%減とやや改善している。

前月は悪用されたURLの件数が過去最多となったが、年明け最初の1カ月は前月比16.4%減となる1052件とやや落ち着きを見せた。

ただし、2018年11月以降、1000件の大台を超える高い水準で推移していることに変わりはなく、引き続き注意が必要だ。セキュリティ製品による検知の回避を狙ってか、攻撃者はURLを次々に変化させており、URL件数の増加にもつながっている。

(Security NEXT - 2019/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)