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工場生産ラインの制御システムを保護するソリューション - CEC

シーイーシーは、工場の生産ラインにおける制御システムを保護するセキュリティソリューション「ICS Defender」を2月より提供開始する。

同製品は、工場の生産ラインにおける通信を監視し、不正通信を検知、可視化することで攻撃などの兆候を検知するソリューション。工場向けセキュリティソリューション「SecureCross Factory」のラインナップに追加した。

設備の稼働状況を監視したり、実績を管理するシステム「Facteye」との連携に対応。制御機器からリアルタイムに取得した情報を一元管理し、不正プログラムによる制御機器の異常を検知する。マルウェア感染などを検知した際は、ネットワーク機器と連携して感染機器をネットワークから遮断できる。

同ソリューションは、ICS Defender本体に初期導入サービスと、セキュリティ監視やインシデント発生時の通報、対応支援などを提供する「CEC SOC」をパッケージ。導入にあたってはFacteyeが必要となる。

同社では、2020年までに国内150社への提供を目標に同ソリューションを展開していく。

(Security NEXT - 2019/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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