Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

老舗洋菓子店の通販サイトが改ざん - 正規サイト内でフィッシング、クレカ情報被害

銀座ウエストオンライン通販サイトが不正アクセスにより改ざんされ、クレジットカード情報を詐取する偽ページがサイト内に設置されていたことがわかった。一部顧客の情報が詐取された可能性がある。

同サイトを運営する洋菓子舗ウエストによれば、脆弱性を突く不正アクセスを受け、同サイトが改ざんされたもの。

攻撃者によって同サイト内にクレジットカードをだまし取る偽の決済ページが設置され、クレジットカードによる支払いを希望すると、同フィッシングページへ誘導される状態だったという。

詐取された可能性があるのは、9月12日18時半過ぎから11月2日11時過ぎにかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した顧客のクレジットカード情報668件。クレジットカードの名義、番号、有効期限のほか、セキュリティコードも含まれる。

20181219_we_001.jpg
改ざん後におけるページ遷移のイメージ(画像:洋菓子舗ウエスト)

(Security NEXT - 2018/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
資料請求フォームで個人情報が閲覧可能に、過去にも発生 - 会津短大
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック
9000人に送信したセミナー案内メール本文に個人情報 - 東京都
「Apple Account」の乗っ取り被害、端末初期化 - 情報流出懸念も
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開