Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

老舗洋菓子店の通販サイトが改ざん - 正規サイト内でフィッシング、クレカ情報被害

問題の不正な決済ページでは、情報をだましとると、情報に誤りがあるなどとして偽の「決済エラー」画面を表示。決済代行事業者が提供する外部の正規決済サイトへ誘導することで不信感を払拭していた。

同社に対し、決済代行会社から11月2日に指摘があり、問題が発覚。その後外部事業者へ調査を依頼するとともに、個人情報保護委員会などへ報告を行っていた。

また11月27日に外部事業者による調査が完了したことを受け、同社は事態を公表。対象となる顧客に対し、メールや書面を通じて12月18日より順次通知するとともに、クレジットカードの不正利用が発生していないか、明細を確認するようアナウンスを行っている。

クレジットカードによる決済は、セキュリティ対策と監視体制を強化したうえで再開する予定。

(Security NEXT - 2018/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応