Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マイナンバー69万件含む国税データ入力を違法に再委託

東京国税局や大阪国税局の委託先において、マイナンバー含む個人情報のデータ入力業務が違法に再委託されていたことがわかった。

データ入力業務を受託していたシステムズ・デザインにおいて、契約や法令に反して外部へ業務を再委託していたことが国税局の監査により明らかとなったもの。

同社では、両国税局から2017年と2018年分のデータ138万8722件の入力業務を受託。そのうち東京国税局の60万4614件、大阪国税局の9万2000件について再委託していた。再委託先からの情報流出などは確認されていない。

さらに一部従業員が、個人情報含む資料134件をスキャナを使って無断でデータ化。保存していたという。

(Security NEXT - 2018/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

委託業者が個人情報含むメールを別人に送信 - 東急MD
設定ミスでイベント申込者の個人情報が閲覧可能に - 東京都
実証実験サービスのサーバに攻撃、一部従業員情報が流出 - リクルート
委託先で書類封入ミス、一部資料に別人の個人情報 - 宇部市
東京海上Gの顧客情報が流出した可能性 - 損査業務には影響なし
髙野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
指定管理者がファイルを取り違え、個人情報を誤掲載 - 熊本市
約42万件の個人情報が委託先から流出、ランサム被害で - 豊田市
住民税決定通知書のデータ約15万件が外部流出 - 和歌山市
徳島県、委託先から個人情報約14.5万件が流出 - 削除報告受けるもデータ残存