Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省とイスラエル国家サイバー総局、研究開発や人材育成で協力

総務省とイスラエルの国家サイバー総局は、サイバーセキュリティ分野で協力することに合意し、覚書に署名した。

20181130_so_001.jpg
都内で開催された調印式の様子

「サイバーセキュリティ政策に関する情報交換」「研究開発」「人材育成」の3分野において、協力を進めることで合意したもの。11月29日に都内で石田真敏総務大臣とYaffa Ben-Ari駐日大使が協力覚書(MOC)に署名した。

今後5年間、企業、研究機関、教育機関、政府機関をはじめ、同分野で両国の組織間における協力や情報交換について促進を図る。

両国では2014年にイスラエルにおいて大臣級の会談を行い、ICT分野における両国間の協力について共同議事録に署名。2018年3月には駐日イスラエル大使と会談し、サイバーセキュリティ分野における協力について意見を交換し、以降は対象分野について実務レベルの検討を重ねていた。

(Security NEXT - 2018/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

総務省、「スマートシティセキュリティガイドライン第3.0版」を策定
政府、大規模SNS事業者に「偽広告」への対応強化を要請
「国民のためのサイバーセキュリティサイト」がリニューアル
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
JSSEC、3月に「セキュリティフォーラム2024」開催 - 「生成AI」などテーマに
「AI」の安全性に対する評価手法を検討する機関を設立 - IPA
ネット偽情報対策の取り組みに関する意見を募集 - 総務省