NTTコム、オフィス入退室や業務端末の認証にマイナンバーカード
オフィス入退室や業務端末の認証でマイナンバーカードを利用するにあたり、NTTコミュニケーションズでは総務大臣より告示を受けた。
民間企業が、マイナンバーカードのICチップの空き領域にアプリケーションを搭載し、事務でマイナンバーカードを活用する場合、マイナンバー法施行令の規定に基づいて、事務の実施者と事務内容について総務大臣より告示を受ける必要がある。
今回の告示では、同社を事務の実施者とし、同社オフィスへの入退室の管理と、同社が保有する設備や機器を使用する際の認証に関する事務を、マイナンバー活用の対象事務として定めた。
これにより同社は、現在社員証で行っているオフィスへの入退室や、業務端末、複合機における認証をマイナンバーカードで行うことが可能になる。
まず本社ビルで利用を開始し、順次ほかのオフィスビルへ拡大する予定。

NTTコムによるマイナンバーカードの利用イメージ
(Security NEXT - 2018/11/29 )
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