Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」に脆弱性、実証コードが公開済 - 早急に更新を

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」向けに脆弱性を修正するアップデートをリリースした。脆弱性の実証コード(PoC)がすでに公開済みで、早急にアップデートを実施するよう呼びかけている。

両製品においてシングルサインオンに用いる「NTLMハッシュ」を盗取されるおそれがある情報漏洩の脆弱性「CVE-2018-15979」が明らかとなったもの。

11月8日の予告どおり、各社が定例更新を公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてアップデートをリリースした。

「Windows」環境のみ影響を受ける脆弱性で、同社は脆弱性の重要度を3段階中2番目にあたる「2」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2018/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ
月例アドバイザリを公開、「クリティカル」含む新規16件 - SAP
OpenTextの監視ツールに脆弱性 - 権限昇格やPW不正変更のおそれ
IoT向けDB「Apache IoTDB」に脆弱性 - 4月の更新で修正済み
Adobe13製品にアップデート - クリティカル脆弱性を修正
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応