2018年3Qはインシデント件数が減少 - ウェブ改ざんが3分の2近くに
2018年第3四半期のインシデント件数は3411件で、前四半期から約5.4%減となった。ウェブサイトの改ざんが前四半期の3分の2近くに減少したという。
JPCERTコーディネーションセンターが同四半期におけるインシデント報告の状況を取りまとめたもの。
インシデント件数は3411件で前四半期の3595件から184件減となった。一方、サイトの管理者などに対応を依頼した「調整件数」は2216件。前四半期の2124件から増加している。
インシデント件数の推移を月別で見ると、7月は1081件、8月が1161件、9月が1169件と緩やかな増加傾向が見られた。「フィッシングサイト」が全体の38.2%。「スキャン」が34.1%で続き、これらで全体の7割を占める。
![20181017_jp_001.jpg](/images/1810/20181017_jp_001.jpg)
インシデント件数(表:JPCERT/CC)
(Security NEXT - 2018/10/17 )
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