Apple、「macOS Mojave 10.14」をリリース - 脆弱性8件に対処
Appleは、Mac向けに最新OSとなる「macOS Mojave 10.14」をリリースした。機能の追加や改善にくわえ、脆弱性の修正なども行われたという。
同バージョンでは、カーネルに関する2件の脆弱性「CVE-2018-4336」「CVE-2018-4344」や、暗号化アルゴリズム「RC4」の弱点を突かれるおそれがある脆弱性「CVE-2016-1777」など、あわせて8件の脆弱性に対処した。
7月に明らかとなった通信の盗聴や改ざんが行われるおそれがある「Bluetooth」の脆弱性「CVE-2018-5383」を修正したほか、「アプリケーションファイアウォール」「自動アンロック」などの脆弱性を解消している。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2018-5383
CVE-2018-4324
CVE-2018-4353
CVE-2018-4321
CVE-2018-4333
CVE-2018-4336
CVE-2018-4344
CVE-2016-1777
(Security NEXT - 2018/09/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因