慶大、AO入試出願者の関連書類を誤表示 - システム不具合で
慶応義塾大学は、AO入試のウェブエントリーシステムに不具合があり、関係ない他出願者の出願関係書類を閲覧できる状態だったことを明らかにした。
同大によれば、総合政策学部および環境情報学部のアドミッションズオフィス(AO)入試において、8月3日8時半から10時半ごろにかけて、関係ない別の出願者に関する出願関係書類を閲覧できる状態となったもの。出願者5人から問い合わせがあり、問題が発覚した。
2019年4月入学I期に出願した出願者最大72人の出願関係書類が、流出した可能性がある。
一方、自分以外の出願関係書類を閲覧した可能性があるのは最大94人としており、そのなかには情報が漏洩した72人中35人が重複しているという。
今回の不具合について同大は、8月2日23時から3日8時半ごろまでサーバがダウンし、復旧後にアクセスが集中したことと、プログラム上の問題が重なったことに起因すると説明。対象となる出願者に説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2018/09/21 )
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