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高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県

宮城県は、県立高校において、持ち出しが認められていない個人情報を含む書類が一時路上に散乱したことを明らかにした。書類はすべて回収されているという。

同県によれば、4月8日に教諭が出勤のため自家用車に乗車した際、PTA役員希望調査票39枚を車の上に乗せたまま発進。書類は落下して路上に散乱したが、気づかずそのまま出勤したという。

問題の書類には、生徒と保護者の氏名、住所、電話番号、高校入試の受験番号、出身中学校などが記載されていた。

同日16時過ぎ、外部からの連絡により問題が判明。同校職員ですべての書類を回収した。

学外への持ち出しが認められていない書類だったが、同教諭は校長より許可を受けることなく自宅へ持ち帰っていたという。

同校では全校集会を開催し、生徒へ経緯を説明するとともに謝罪。対象クラスの保護者に対しては、書面で説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2025/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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