Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 9月19日にアップデートを公開予定

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」における深刻な脆弱性を修正するため、米時間9月19日にアップデートを公開する予定だ。

同社では、両製品に発見された深刻な脆弱性へ対処するセキュリティアップデートの準備を進めており、公開に先駆けて事前予告を行ったもの。

「Windows版」「macOS版」の双方に影響があり、重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。脆弱性の悪用は確認されていない。

アップデートの適用優先度は、3段階中2番目にあたる「2」としており、30日以内を目安に更新するよう推奨する見込み。

20180918_as_001.jpg
影響を受ける製品(表:Adobe Systems)

(Security NEXT - 2018/09/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開