Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティアップデート「OpenSSL 1.1.0i」「同1.0.2p」がリリース

OpenSSLの開発チームは、セキュリティアップデートとなる「OpenSSL 1.1.0i」「同1.0.2p」を公開した。

今回のアップデートは、以前に修正が予告されていた2件の脆弱性やバグのフィクスを実施したもの。

TLSハンドシェイク時の鍵生成で長い時間を消費させ、サービス拒否を生じさせることが可能となる脆弱性「CVE-2018-0732」や、RSAキー生成時において、キャッシュのタイミングに関わる脆弱性「CVE-2018-0737」に対処した。

脆弱性の重要度は、いずれも「低(Low)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2018/08/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開