「Adobe Flash Player」のアップデートがリリース - 脆弱性5件を解消
Adobe Systemsは、5件の脆弱性に対処した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。
今回のアップデートは、米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてアップデートをリリースしたもの。悪用は確認されていない。
「CVE-2018-12824」など域外のメモリを読み込む脆弱性3件をはじめ、「権限の昇格」が生じる「CVE-2018-12828」、セキュリティ機能がバイパスされる「CVE-2018-12825」など、あわせて5件の脆弱性を修正した。いずれも重要度は3段階中2番目にあたる「重要(Important)」。
同社では、これら脆弱性を修正した最新版となる「同30.0.0.154」をリリース。「Linux版」を除き、ブラウザ同梱版を含めて適用優先度を、30日以内のアップデートを目安とする3段階中2番目にあたる「2」とした。
(Security NEXT - 2018/08/15 )
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