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北朝鮮関与のあらたなマルウェア「KEYMARBLE」 - 米政府が注意喚起

北朝鮮政府が関与すると見られるあらたなマルウェア「KEYMARBLE」が確認された。米国土安全保障省などが注意を呼びかけている。

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セキュリティベンダー各社による「KEYMARBLE」の検出状況(表:US-CERT)

米国土安全保障省(DHS)と米連邦捜査局(FBI)が共同で調査を実施し、分析結果を取りまとめたもの。

公開された調査レポートでは、北朝鮮の攻撃活動である「HIDDEN COBRA」が関与していると断定。脅威情報を「STIXファイル」などで提供している。

今回確認されたトロイの木馬「KEYMARBLE」は、Windows向けに開発されたいわゆる「RAT(Remote Access Tool)」。TCP 443番ポートを通じて、外部のコマンド&コントロールサーバと通信するという。

ファイルをダウンロードしたり、アップロードする機能のほか、ダウンロードしたファイルやシェルコマンドの実行、レジストリの変更などが可能。さらにファイルの検索、ファイルの削除、システムやプロセス情報の取得、スクリーンショットの撮影といった機能も備えていた。

(Security NEXT - 2018/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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