Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

深刻化するセキュリティ人材不足、金脈はゲーマーにあり?

ゲーマーに焦点をあて、セキュリティ技術者に育てようという試みは数年前から国内でも始まっている。

セキュリティコンテストを開催するSECCONでは、ゲーム関係者向けイベント「CEDEC」において、2013年より連携大会を開催。今夏も競技を開催している。

ゲームの脆弱性解析をテーマとしたコンテストでは、攻撃者の視点を理解しつつ、システムを防御するといった競技を通じて、セキュリティ対策の重要性、魅力などを伝えている。

過去の取材であるセキュリティ専門家は、オンラインゲームにおけるセキュリティ対策について、「ゲームのプレイヤー側では味わえない、エキサイティングな体験ができる」と語っていたことが印象深い。セキュリティ対策における攻防といった一種の「ゲーム性」も、ゲーマーと相性が良い部分、と言えるかもしれない。

(Security NEXT - 2018/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサムウェアへの対処を学ぶカードゲーム - JC3が無償公開
先週注目された記事(2024年10月13日〜2024年10月19日)
学生対象CTFイベント「SANS NetWars」が11月にオンライン開催
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
「SECCON CTF」が3年ぶりにリアル開催 - 1点差の接戦も
保護者の約1割が子どものネット履歴を確認 - 国内外でギャップも
SNS利用者の約3割にリスクのある内容の拡散経験