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深刻化するセキュリティ人材不足、金脈はゲーマーにあり?

ゲーマーに焦点をあて、セキュリティ技術者に育てようという試みは数年前から国内でも始まっている。

セキュリティコンテストを開催するSECCONでは、ゲーム関係者向けイベント「CEDEC」において、2013年より連携大会を開催。今夏も競技を開催している。

ゲームの脆弱性解析をテーマとしたコンテストでは、攻撃者の視点を理解しつつ、システムを防御するといった競技を通じて、セキュリティ対策の重要性、魅力などを伝えている。

過去の取材であるセキュリティ専門家は、オンラインゲームにおけるセキュリティ対策について、「ゲームのプレイヤー側では味わえない、エキサイティングな体験ができる」と語っていたことが印象深い。セキュリティ対策における攻防といった一種の「ゲーム性」も、ゲーマーと相性が良い部分、と言えるかもしれない。

(Security NEXT - 2018/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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