Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱なERP、機密情報流出のおそれ - 「SAP」「Oracle EBS」など標的に

Onapsisは、外部に対する「ERPシステム」の公開状態については、インターネット接続機器の検索エンジンである「Shodan」「Censys」などを用いて調査できるとする一方、利用企業に多くの誤解があると指摘。

ファイアウォールを設置することでインターネットに「ERPシステム」が直接公開されていなければ、攻撃を受けないと考えているケースがあるが、ファイアウォールの背後にある「ERPシステム」もターゲットになっているとして油断しないよう求めている。

一例として、いわゆるバンキングトロジャンの「Dridex」を挙げ、従来、オンラインバンキングのアカウント情報などを狙っていたが、最近はSAPのアカウント情報を攻撃対象にしていると説明。脆弱性やリスクを把握し、ERPシステムやシステムへ接続するクライアント端末を最新の状態に保つなど、適切に管理する必要があると述べている。

「ERPシステム」を適切に管理するよう注意喚起が行われたのは今回がはじめてではない。NCCICでは2016年にも「SAP NetWeaver AS」の古い脆弱性「CVE-2010-5326」が悪用されている点に言及、少なくともワールドワイドの36組織において被害が発生しているとして、警鐘を鳴らしていた。

(Security NEXT - 2018/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加