Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Tools」に権限昇格のおそれ - アップデートがリリース

「VMware Tools」にゲストマシン上で権限昇格や情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

Windowsで動作する「Host Guest File System (HGFS)」において域外のメモリを読み込む脆弱性「CVE-2018-6969」が含まれていることが明らかになったもの。

脆弱性の悪用には、ファイルシェアが有効となっている必要があるが、悪用されると情報漏洩が発生したり、ゲストマシン上で権限の昇格が生じるおそれがあるという。重要度は4段階中2番目にあたる「重要(Important)」。

「同10.x」および以前のバージョンに影響があり、同社では「同10.3.0」を提供するという。Windowsにおける仮想マシンごとに同ツールをアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Druid」のCookie署名に脆弱性 - アップデートをリリース
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ
IT資産管理製品「MaLion」のWindows向けエージェントに深刻な脆弱性
Progress製DB接続ドライバ「DataDirect」に複数の脆弱性
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Azure Bastion」「SharePoint Online」に深刻な脆弱性 - すでに修正済み
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートが公開