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ID管理製品「RSA Identity Governance & Lifecycle」に深刻な脆弱性

EMCジャパンのID管理製品「RSA Identity Governance & Lifecycle」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。

同製品の「workflow architectコンポーネント(ACM)」に認証をバイパスされるおそれがある脆弱性「CVE-2018-1245}が明らかになったもので、リモートよりアクセスした管理者権限を持たないユーザーによってコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システムCVSS v3のスコアは「9.0」。

またクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-1255」が存在。CVSS v3のスコアは6.1で、悪意あるスクリプトをブラウザ上で実行されるおそれがある。

「同7.1.0」「同7.0.2」「同7.0.1」が影響を受けるとしており、同社では脆弱性を解消した「同7.1.0 P01」「同7.0.2 P07」「同7.0.2 P07」をリリースしている。

(Security NEXT - 2018/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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