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DHCPサーバ「Kea」、リソース枯渇によるサービス停止のおそれ

DHCPサーバである「Kea」にサービス拒否へ陥るおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

同ソフトにおいてメモリを適切に解放しない脆弱性「CVE-2018-5739」が存在し、メモリを大量に消費するおそれがあるもので、悪用されるとリソースが枯渇し、サービス拒否に陥るおそれがある。

Internet Systems Consortium(ISC)では、脆弱性を解消した「同1.4.0-P1」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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