通販サイトに不正アクセス、顧客情報流出の可能性 - フレーバーライフ社
アロマオイルなどの輸入、販売を手がけるフレーバーライフ社は、同社通信販売サイトが不正アクセスを受け、顧客情報が流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、6月28日未明に通販サイトなどで利用する外部のサーバが不正アクセスを受けたもの。サーバ内部に保存されていた顧客情報1万1156件が外部に流出した可能性がある。氏名や住所、性別、電話番号、メールアドレス、パスワード、利用履歴、顧客より受信したメールなどの個人情報が含まれる。
同月26日ごろより不正アクセスがあり、問い合わせフォームの脆弱性が侵入経路となったと見られている。情報流出にくわえ、サーバ内のデータが改ざんされる被害なども発生。システムの修復は不可能な状態だという。
同社では、個人情報保護委員会に報告し、警察に被害を届けた。対象となる顧客に対して、パスワードを使い回している場合は、悪用されるおそれがあるとして変更を呼びかけている。
また今回の不正アクセスの影響で、「個人向け通販サイト」「業務取引専用サイト」「アラレフアサイト」「アロマテラピースクールサイト」が停止。原因の特定や再発防止策の検討、脆弱性対策などセキュリティを強化した注文サイトの開設に向けて準備しているが、当面は電話とファックスで注文を受け付けるとしている。
(Security NEXT - 2018/07/09 )
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