深刻な脆弱性を解消した「Firefox 61」がリリース
Mozilla Foundationは、最新版となる「Firefox 61」および「Firefox ESR 60.1」「同52.9」をリリースした。複数の深刻な脆弱性を解消している。

「Firefox 61」では、機能強化にくわえ、CVEベースで18件の脆弱性を修正した。
バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-12359」や、解放後のメモリへアクセスする「Use After Free」の脆弱性「CVE-2018-12360」のほか、メモリ保護に関する問題など、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性6件が含まれる。
さらに重要度「高(High)」とする脆弱性5件や、「中(Moderate)」の脆弱性6件、「低((low)」の脆弱性1件に対処した。
またあわせて延長サポートとなる「Firefox ESR 60.1」では15件の脆弱性、「同52.9」についても10件の脆弱性を解消している。
(Security NEXT - 2018/06/27 )
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