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「セシール」不正ログイン、攻撃リストの顧客ID合致は事前抽出が原因 - 情報流出を否定

実際に同サイトでは、攻撃者によるログインの試行が行われる約10時間前、新規顧客の登録申請が通常以上の16万5038件あり、そのうち現在わかっているだけでも3533件が登録済みのメールアドレスだった。

またこの3533件に今回の攻撃で利用された1938件のメールアドレスすべてが含まれていたという。

同社では、現在も調査を継続するとともに、不正ログインの被害に遭った490人の顧客に対して不正ログインが発生した理由について報告。

ログインまで至らなかったものの、試行の対象とされた1448人や、スクリーニング処理により攻撃者がリストを持つと見られる1595人の顧客に対しても状況を説明するとともに、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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