「IOS XE」のAAAサービスにRCEの脆弱性 - アップデートで対応
Cisco Systemsは、「IOS XE」のAAA処理に脆弱性が存在し、リモートよりコードを実行されるおそれがある深刻な脆弱性が存在するとしてアップデートをリリースした。

「CVE-2018-0315」が判明した「IOS XE」(画像:Cisco)
「IOS XE」において、「認証」「認可」「アカウンティング」の処理を行う「AAA」セキュリティサービスにおいて、1件の脆弱性「CVE-2018-0315」が明らかとなったもの。重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
ログイン認証時におけるユーザー名の処理に起因するもので、脆弱性を悪用されると、認証なくリモートよりコードを実行したり、サービス拒否を引き起こすことが可能となるという。
同社では脆弱性の判明を受けて、アップデートをリリースするとともに、緩和策についてもアナウンスした。
(Security NEXT - 2018/06/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
