Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome 67.0.3396.62」がリリース - セキュリティ上の問題34件に対処

「Chrome」の開発チームは、「Windows」や「Mac OS」「Linux」向けに「Chrome 67.0.3396.62」を提供開始した。

今回のアップデートは、機能強化や修正のほか、セキュリティ上の問題34件について対処したもの。重要度が「高(High)」とされる脆弱性は、型の取り違えによる脆弱性「CVE-2018-6124」や、「WebUSB」におけるポリシーの問題「CVE-2018-6125」などあわせて9件。

バッファオーバーフローや、解放後のメモリへアクセスする「Use After Free」、域外メモリへのアクセス、クロスサイトスクリプティング(XSS)などの脆弱性に対処した。

さらに重要度「中(Medium)」の脆弱性12件や「低(Low)」の脆弱性3件などを修正している。

(Security NEXT - 2018/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開