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「Photoshop CC」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

Adobe Systemsは、「Adobe Photoshop CC」に深刻な脆弱性が存在するとしてアップデートをリリースした。

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脆弱性へ対処したAdobe

域外のメモリに書き込みが行える脆弱性「CVE-2018-4946」が判明したもの。同脆弱性が悪用された場合、任意のコードを実行されるおそれがある。重要度は3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。

同社では、「Windows」および「Mac」向けに脆弱性へ対処した「同19.1.4」「同18.1.4」をリリースした。悪用などは確認されていない。

適用優先度は3段階中もっとも低い「3」とレーティングしており、利用者に対して任意のタイミングでアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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