Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向けメンバー管理プラグインに複数の脆弱性

WordPress向けに提供されているメンバー管理用プラグイン「Ultimate Member」に複数の脆弱性が含まれていることが判明した。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0585」やディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2018-0586」、アクセス制御不備「CVE-2018-0589」「CVE-2018-0590」など、あわせて6件の脆弱性が判明したもの。

これら脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの佐藤元氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。開発者が4月10日にリリースした「同2.0.4」以降で修正されているという。

(Security NEXT - 2018/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性