2018年1Qの脆弱性届出は138件 - 前四半期から倍増
2018年第1四半期に情報処理推進機構(IPA)へ寄せられた脆弱性の届け出は138件だった。ソフトウェア、ウェブサイトともに増加している。

届け出件数の状況(表:IPA)
同機構が、2018年第1四半期における脆弱性の届け出状況について取りまとめたもの。同四半期の届け出件数は138件。前四半期の70件からほぼ倍増した。
届け出の内訳を見ると、ソフトウェア製品に関する脆弱性が51件で、前四半期の37件から増加。ウェブサイト関連も87件と、前四半期の33件を大きく上回った。
届け出の受け付けを開始した2004年からの累計件数は、ソフトウェア製品が3946件。ウェブサイト関連が9715件。ウェブサイトに関する届け出が全体の約7割を占める状況に変化は見られない。1日あたりの届け出件数は4.08件だった。

届け出件数の推移(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2018/04/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
未公開脆弱性情報、公表前の開示自粛を呼びかけ - 政府や関係機関
日米欧豪など15カ国、SBOM活用に向け国際ガイダンスへ共同署名
先週注目された記事(2025年8月31日〜2025年9月6日)
「Sitecore」や「Linuxカーネル」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
JSSEC、「Androidアプリセキュアコーディングガイド」第17版を公開
先週注目された記事(2025年8月24日〜2025年8月30日)
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
通販サイトでの「ウェブスキミング」に業界団体が注意喚起
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)