「Cisco WebEx Clients」に深刻な脆弱性 - ファイル共有でコード実行のおそれ
Cisco Systemsが提供するオンライン会議ソリューション「Cisco WebEx Clients」に深刻な脆弱性が含まれていることが判明した。

深刻な脆弱性が判明した「Cisco WebEx Clients」
「Cisco WebEx Business Suite」や「Cisco WebEx Meetings」のクライアントソフトに深刻な脆弱性「CVE-2018-0112」が含まれていることが判明したもの。重要度は「クリティカル(Critical)」にレーティングされている。
入力内容の検証が不十分であり、リモートより会議に参加している攻撃者により、リモートからクライアント上でコードを実行されるおそれがある。
具体的には、ファイル共有機能を使用し、悪質な「swfファイル」を共有することで攻撃が可能となるもので、攻撃を受けたユーザーのシステム上で任意のコードを実行されるおそれがあるという。
脆弱性の回避策は用意されておらず、同社では脆弱性を修正するアップデートをリリースしている。
(Security NEXT - 2018/04/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み