Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽ソフトバンクによる「緊急のご連絡」に注意 - 「Apple IDが不正利用」と不安煽るフィッシング

ソフトバンクを装い、アカウント情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生している。Apple IDが不正利用されているなどと不安を煽っていた。

20180418_ap_001.jpg
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

フィッシング対策協議会によれば、今回の攻撃では、「ソフトバンク株式会社から緊急のご連絡」といった件名でフィッシングメールを送信。

本文では、「Apple ID」が不正に利用されたなどと説明。「契約内容がソフトバンクまとめて支払いに変更された可能性がある」などと不安を煽っていた。

さらに「契約確認」「支払解除」などを口実に「My Softbank」を装った偽ページに誘導。アカウント情報などを入力させ、詐取しようとしていた。

4月18日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催 - JC3
先週注目された記事(2024年6月23日〜2024年6月29日)
5月のフィッシング報告、前月比34.6%増 - 過去3番目の規模に
フィッシング対策協議会、「フィッシング対策ガイドライン」を改訂
フィッシング報告数が再び10万件超に - 目立つ料金督促の偽装
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少