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減少傾向続く新種マルウェア、1カ月あたり4000万件割り込む - 1年間で半数以下に

一方、マルウェアの感染を狙ったメールは、635件に1件の割合で送信されており、前月の645件に1件の割合からやや上昇した。786件に1件と大幅な改善を見せた1月から、2カ月連続での増加となる。

300件から400件に1件で送信されていた2017年半ばと比較すると比較的落ち着いた状況だが、今後の動向が注目される。

また同社が扱ったメールに占めるスパムの割合は55.1%で、前月と同水準だった。フィッシングメールの割合は2981件に1件で、3331件に1件だった前月から上昇している。

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マルウェアメールの割合(グラフ:Symantec)

(Security NEXT - 2018/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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